ダッチオーブンと日本酒の会

蔵王の坊平は緑が爆発中。そんな中、いつもお世話になっている石井ペンションに遊びに行ってまいりました。

目的はダッチーブン料理と日本酒・・そして「フィール」。お料理とお酒を担当されるWシェフとお会いするのは実に一年ぶり(^_^)

会場はペンションのお庭です。天気予報は雨。慣れた手付きでタープを設営。あっという間に立派なキッチンが出現。

私とフィールは邪魔にならないように隅にいました(笑)

Wシェフと皆さんの職場は、なんと私の職場の近く。しかも嫁さんの会社の取引先でもあったというからオドロキ。こんなことってあるもんなんですね〜。

連係プレイも鮮やかにお料理がちゃくちゃくと進みます。働かざるもの食うべからず。フィールも働いています。

まずはビールで乾杯っ!

石井ペンションの奥さんが配っているのは、本日の1皿目。「冷たいトマトとモッツァレラのカッペリーニ」です。すごく細いパスタをトマトのあっさりソースでいただきます。オリーブオイルと塩、胡椒でも美味しくいただけました。同じ麺と玉子を使ったスープがつきます。
おしゃべりを楽しみながら1皿目を食べ終わった頃、石井ペンションオーナがD.O.を火にかけはじめました。綺麗に黒光りするポッドに羊の肉や野菜を投入。乳鉢でゴリゴリした香辛料を投入。あとは放っておくだけ。

熱源は薪と練炭。 メンテナンスはオリーブオイルだそうです。
隣のD.O.も熱くしろ〜。吹き竹でふーふー。

次は「干焼蝦仁(カンシャオシャーレン)」、デカ海老チリ。パスタで目覚めてしまった食欲の行きどころを熱々の海老チリに向けます。

なにぃ〜 ひとり一尾づつ〜。ああぁ、御無体な。
できるそばから奪われる海老。第1弾より2弾、3弾と焼く回数ごとに焼き具合がよくなっていく様子。

そうこういっているうちにタジンという羊と野菜の煮込み(モロッコ料理)ができた。 酸味と香辛料が絶妙。羊の肉も味があって旨い。
焼かれているのはダチョウとカンガルーの肉(^_^)

Wシェフがお品書きにない料理を、あまった材料で作る。なんと、カルボナーラ。美味。
ドッグフードも食べずにおねだり姿勢のフィール。目力は通用するのか〜。

夕暮れ迫る坊平。夕焼けも綺麗。雨だと思っていただけに、うれしいプレゼント。

つづいてのお料理はまさにD.O.ならでは。
「まるこげ野菜」と「ローストビーフ」。これは野趣あふれる料理(^_^) 本当に「鉄鍋が料理人」な料理です。
おおっとぉ〜出たーっ!! D.O.3段重ね〜(^_^)  これはダッチャー憧れの、絵づら!! (笑)

「まるこげ野菜」も「ローストビーフ」も優しい火加減でじっくりゆっくり。見栄えも楽しいし、理にもかなっているわけですね。うーん、うちの鍋も参加させたい(^_^;;
匂いにつられ、函館からハナも来ちゃいました〜っと思うほど似ている坊平犬「ロッキー」。まろ眉の有無で見分けてください。

「まるこげ野菜」ができあがりました。
こっちではローストビーフがジューシーに仕上がりました。デザートのラムレーズンアイスと、完璧なるメニューここに完成。

お待たせいたしました日本酒の部です。 今日の料理はビールやワインをやりながらいただいていたのですが、 たき火をいじったりお話を楽しむにはやっぱり日本酒です(^_^)  テーマは「宮城県のお酒」とのこと。

辛口の「乾坤一 純米」と同じく辛口、酸味をともなった切れの「日輪田 純米吟醸」。ややフルーティでありながら優しく落ち着く感じの「栗駒山 純米吟醸 ひとめぼれ」。 つややかでふくよかな味ののった「墨迺江 純米吟醸 八反」と「綿屋 純米吟醸 蔵の華」。シャープな前者とふくらむ後者。私のベストは墨迺江でしたが、その場での評判は綿屋のようでした。

最後にすごい瓶のお酒が登場。その名は「浦霞 白鳥」。浦霞にこんなお酒があろうとは。詳細なスペックはないのですが生詰めの大吟醸のよう。純度が高い水晶が液体化したような柔らかさ、ほんわり甘く、ふくよかにたなびく。とても淡い熟成感。雰囲気で言えば「黒龍 大吟醸 石田屋」的な芸術的な酒質。杜氏の技術が結晶した味わい。
杜氏のいないお蔵さんの増加、無濾過生原酒のブームと中にあって、杜氏伝統の技を思い知らされた酒でした。

もどる