■2007/01/14
ご挨拶が遅くなってしまいました(^_^; 本年もよろしくお願いします。

オリジナルラベル、第3案・・(笑) かなりポップというか、ちょっと漫画っぽいかもね。まぁ全国探してもどこにもないでしょう。今回のテーマは「喜久盛」に学び(^_^; 日本酒界へポップカルチャーな怪しい風を送り込むという感じで作ってみました。

このカエル、ただのカエルではありません。南部流を継承するケロ杜氏です。「基本にカエル」が信条。伝統的な造りの正常進化を模索中。「冬は眠いケロ〜」という杜氏に周囲の蔵人も本物のカエルかもしれないと思いつつ、のど元にあるのぞき穴が気になって仕方ない毎日・・

そんな設定のあるラベル・・どうだろう。























■ 2006/12/24
先日のお約束通り、蔵元の既存ラインナップのテイスティングなどしてみましょう。準備できたのは3種類。私のメモ書きそのままです。

- しぼりたて本醸造
かるく澱からみ、わずかに炭酸ありか(?) 後味に、できたてらしい苦渋。旨みと甘み濃く、甘めのお酒と感じる。立ち香はあまりないが口に含みジューシー、吟醸感すらある。甘みは爽やか、老ね・ダレなし。この季節の喜びの生原酒。

- 生もと純米吟醸(山田錦+雄町)
立ち香はあまりなし。開栓直後、栗や芋のようなホックリとした出麹の香りを感じたが、その後消える。*いわゆる* 生もとっぽさはない、キレイな印象。かすかに感じる乳性、酸から生もとを感じる。こざっぱりした締まった旨み、キレ。口中で旨みが丸くふくらむが、余韻は短め。口でじゃまにならない。出色の出来。

- 大吟3年古酒(山田錦)
低温熟成で3年。氷温ではないので、藁や蜜のような甘さは出ている。しかしキレイでダレているイメージはない。余韻は長く、ゆっくりとたなびき消える。非常になめらかでスムーズな印象。酒の粒子(?)が馴染んで小気味よく可愛らしい旨み。



蔵元さんとお話をしていて、老ね、ダレを
旨みとしない、出来ちゃったまんまをヨシと
しない方だと思いました。しっかりと造り、
目指した酒質に向けてアル添、割水も
当然行う。熟成も管理された低温下で。
コントロールできるところはコントロールして
やる、そんな意気込みを感じます。
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